村上醍醐です。
仕事でプロジェクトリーダーをしていると、いかに他人をモチベートするかの難しさを痛感してばかりです。
特に、業務工程の改革などは「変わること、変えること」への抵抗も強いです。
今回は、人のモチベーションをいかに刺激するか、という話です。
いつかやるか・・・今でしょ!は真理
「いつやるか?」
「今でしょ!?」
もはや使い古されたフレーズです。
似たような言い回しは英語にもあるので、世界共通の、ある意味真理に近いことだとも思わされます。
「Never too late」(何をするにも遅すぎるということはない)
確かに振り返ってみると、「思いついた時に始めていれば、今頃は・・・」と自分の行動力のなさに思い嘆くことが多いです。
そして、そういった人は少なからずいることでしょう。
では、「今すぐやる!」にはどうすればよいのか。
やる気になる(させる)には、どうすればよいのか。
モチベーション(やる気の素)には3種類ある
物事にはモチベーションが肝心で、自分がなにかをするにも、他人と一緒にやるのにもいかにモチベーションを喚起させ、持続させるかが大事です。
しかしながら、モチベーションを上げる「やる気の素」とも言えるものは、決して1つではないとされており、大きくそれは3種類に分けられます。
1.上昇・達成系のやる気の素
勝ちたい、上達したい、成長したい、達成したいという意欲
2.人間関係系のやる気の素
感謝されたい、人と仲良くしたい、社交が大好きという意欲
3 プロセス志向系のやる気の素
手順を守りたい、論理的でないと気が済まない、プロセスにこだわる意欲
人によっても違うでしょうし、同じ人でもシチュエーション・タイミングによりフックとなるものは変わってくるでしょう。
仕事1つとっても、「儲けたい」というやる気の素もあれば、「新しい技術を学びたい」ということもあるでしょう。
あるいは「新しい人達とつながりたい」という人もいるかもしれません。
人・シチュエーション・タイミングなど、うまく見極めながら、どのやる気の素に働きかけるかが重要なのです。
▼参考文献