個人的「平成の30冊」漫画編

読書

村上醍醐です。

下記記事を見て面白そうだったので、 個人的に30冊をセレクトしてみます。

今回は漫画編です。

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▼漫画以外の書籍版

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個人的「平成の30冊」選定ルール

  • あくまでも個人的嗜好による選出
  • ランキングはしない
  • いずれかの巻が、平成元年から平成31年3月までに出版されたもの
  • ひとりの作者・著者からは最大1シリーズ

おおよそ第1巻の出版年順に列挙していきますが、多少前後しているのはご容赦ください。

ではいきます。

1. 「ときめきトゥナイト」 池野 恋

私の中で少女漫画との出会いであり、最高傑作。「ああこれが少女漫画なんだ」というのをまざまざと見せつけられる名作です。

2. 「コータローまかりとおる! 」 蛭田 達也

格闘あり、ギャグあり、ラブコメあり、といろいろな要素を詰め込んでいる、面白さの割に隠れている傑作かと。

3. 「DRAGON BALL」 鳥山 明

これは外せません。小学校時代に一冊のジャンプを何人もで囲んで読んでいたのは、昭和~平成初期の風景って感じですかね。

4. 「らんま1/2」 高橋 留美子

アニメもよかったですね。「1ポンドの福音」も好きです。

5. 「うしおととら」 藤田 和日郎

「ザ・少年漫画」ですね。道中のストーリーが最終決戦で収束していくのは本当に最高でした。短編集もおすすめ。

6. 「SLAM DUNK」 井上 雄彦

この作品も外せません。山王戦は何度見ても熱くなります。

7. 「ドラゴンクエスト―ダイの大冒険」 三条 陸

子供ながらに「実はポップが主人公なんじゃないか」と思っていました。原作ゲームの要素を上手く取り入れつつ、漫画ならではの表現に昇華していたのがよかったです。

8. 「寄生獣」 岩明 均

思春期くらいに読んでほしい作品。いつまでも色あせない魅力があります。

9. 「ドラゴンクエスト4コママンガ劇場」 ゲームドラゴンクエストシリーズシナリオ

地味ながら実はエポックメイキング的な作品と思っており、二次創作が大衆化するきっかけの1つになったんじゃないかと思います。ここから有名になった作家さん(柴田亜美氏、衛藤ヒロユキ氏など)もいます。

10. 「H2」 あだち 充

あだち充は「ラフ」あたりとも迷ったのですが、こちらで。個人的にはアニメはもっと続けてほしかったですね。

11. 「GS(ゴーストスイーパー)美神極楽大作戦!!」 椎名 高志

横島は本当にいいキャラクタ設定だったと思います。また「文殊」のアイデアが大好きでした。

12. 「俺たちのフィールド」 村枝 賢一

まだ日本がワールドカップに出るのが当たり前ではない頃の作品。サッカー漫画では「キャプテン翼」が有名ですが、双璧を成す名作だと思います。

13. 「ボンボン坂高校演劇部」 高橋 ゆたか

ギャグラブコメです。子供ながらにこんな青春いいなあ、と思っていました。時々ふと読み返したくなる作品です。

14. 「エンジェル伝説」 八木 教広

前半は思い切りギャグ漫画なのですが、次第にホロリとさせられるエピソードも。

15. 「るろうに剣心」 和月 伸宏

京都編がやっぱり好きですかね。この作品が終わってジャンプはあまり読まなくなった気がします。

16. 「じゃじゃ馬グルーミン★up!」 ゆうき まさみ

全体に流れる空気感が大好きな作品。渡会四姉妹に出会いたかった。

17. 「MAJOR」 満田 拓也

平成の野球漫画の最高峰だと思います。海堂編あたりが好きでした。

18. 「レベルE」 冨樫 義博

富樫作品なら、私は本作を推します。起承転結がしっかりとしていて、ストーリーテリングの教科書みたいです。

19. 「ONE PIECE」 尾田 栄一郎

なんだかんだいって、この作品も外せなかったです。あとはキレイに完結してくれることを祈るばかりです。

20. 「ONE OUTS」 甲斐谷 忍

数多くの野球漫画を読んできましたが、こんな邪道な野球漫画は初めてでした。

21. 「かってに改蔵」 久米田 康治

「行け!!南国アイスホッケー部」とも迷ったのですが、リアルタイムで読んでいた本作を選出しました。

22. 「鋼の錬金術師」 荒川弘

終始高いレベルで、キレイにまとまっている作品です。マスタング大佐が好きです。

23. 「よつばと!」 あずま きよひこ

「あずまんが大王」も捨てがたいのですが……読むたびに、唸らせるほど素晴らしい作品だと痛感するので、こちらを。

24. 「群青学舎」 入江 亜季

知名度はあまりないかもしれませんが、雰囲気のよい連作集です。

25. 「ちはやふる」 末次 由紀

こんなに熱い少女漫画もあるのか!と衝撃でした。男性にもぜひおすすめしたい作品です。

26. 「ママはテンパリスト」 東村 アキコ

面白すぎて、公共の場で読んではいけません。

27. 「ベイビーステップ」 勝木 光

努力の過程がしっかりと描かれること、理論立てて組み立てられる試合展開、スピーディなストーリーと優秀な作品です。

28. 「進撃の巨人」 諫山 創

初めて読んだときの高揚感は忘れられません。完結が近いと噂されています。傑作になりえるか、注目しています。

29. 「AKB49~恋愛禁止条例~」 宮島 礼吏

いつの間にか本家への興味は薄れてしまったけど、こちらは毎週楽しみだった作品。立派なスポ根マンガで、そこにスパイスとして加わる程度の恋愛要素の塩梅がちょうどよいバランスの良作です。

30. 「コウノドリ」 鈴ノ木 ユウ

個人的な事情も相まってのことも多分にありますが、近年出会った漫画の中では随一です。ぜひ若い人に読んでもらいたい作品。人がひとり、生まれ、育ち、生活し、誰かと出会い、家族を作るということ、いわゆる「普通」と呼ばれる生活がいかに有り難いものなのかを痛感します。「読め」と押し付けるのではなく、生活していれば自然とこういった作品に出会うようなそういう世の中にしたいですね。

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