2歳の次男が鼠径ヘルニアに

子育て

本題に入る前に

私は二人の男児(4歳、2歳)の父です。次男は生まれつき病気を抱えており、発達の遅れが見られ、また複数回の入院・手術を経験しています。

保育園から突然の呼び出し

本日次男が「鼠径ヘルニアと思われる」と保育園から呼び出しがあり、急遽お迎え、小児科を受診しました。看護師の迅速かつ冷静な判断が有難かったです。

鼠径ヘルニアとは?

鼠径(そけい)ヘルニア(脱腸,だっちょう) — 日本小児外科学会

小児の鼠径ヘルニア(脱腸)手術について – ヘルニア倶楽部

上記サイトによると、下記のような症状・特徴があるようです。

  • お腹の中にある臓器(小腸、大腸等)が飛び出してきて,鼠径部が腫れてくる病気のこと
  • こどもの外科手術では一番多い病気で、発生率はこどもの1~5%程度
  • 小児の鼠径ヘルニアは、成人とは異なり、先天的な要因で発症する
  • 飛び出した臓器が狭い場所で締め付けられ,飛び出した組織の血流が悪くなることがあり,これをヘルニア嵌頓(かんとん) という
  • 小児の鼠径ヘルニアの手術は、「開腹手術」「腹腔鏡(ふくくうきょう)手術」の2つがあり、最近は後者が多い
  • 入院期間は1-5日程度で、日帰り手術の施設もある

次男の様子

保育園からの電話では「左側が脱腸していて、かなり激しく泣いている」と言われましたが、よくよく聞いてみると、午睡後のトイレで大泣きしていたようで、おそらく鼠径ヘルニアによる痛みというよりは、午睡の目覚めの失敗によるものと思われました。実際、しばらくすると症状は収まって、もう一度入眠した後は落ち着いたようで、おやつも普通に完食していました。一旦落ち着いたこともあり、今日のところは近所の小児科で緊急性がないかの確認だけを行い、いつもお世話になっている大学病院には、金曜日に受診しに行くことにしました。

大学病院での確認点

実は今年に入ってから、睾丸の横に出っ張りができることがあるな、とお風呂のタイミングで気づくことがありました。ただ、少し時間が経つと治まるため、特に重要視していませんでした。それを妻に伝えたところ、同様でした。そうなると、今回始めてというわけではないため何らかの処置、おそらく外科手術になりそうです。金曜日に確認すべき点を事前に整理しておきます。

  • 外科手術が必要か
  • 予定タイミングはいつごろか(早いほうがいいのか、嵌頓など実害があってからか)
  • 手術前後の入院日数(日帰りで可能とあるが、次男は持病があるため、プラスアルファ日程必要か)
  • 入院前後の食事制限(以前ヒルシュスプルング病の手術の前数日は絶食でとても可哀想だったため)
  • ヘルニア発症した際の対処法

本日の気づきは2点

  1. 次男には持病があり、鼠径ヘルニアの可能性があり、以前から鼠径部の異常に気づきながら見過ごしていたことは反省すべき点。自分の子供の普段と違う様子に一番気づけるのは両親と心得、異常を感じたら、保育園の看護師やかかりつけの小児科医などに相談してみる。
  2. 今回は親が見過ごしていた事象を保育園の先生・看護師の方々が気づいてくれた。子育て、特に何らかのハンディを抱えた子供を育てるにあたり、様々な関わり方レベルの人々が集まるコミュニティの中にいることで、リスク発見の可能性が高まるので、親は抱え込まず、社内・コミュニティと一緒に育ててもらうくらいの気持ちがあってよい。
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