次男は生来の病気の影響で心身の発達遅延が見られるため、その経過を毎月記録します。
ここ1ヶ月でできるようになったこと
相変わらずゆっくりではありますが、運動・情緒面それぞれの発達が見られています。
粗大運動面
ここ数ヶ月立位・歩行時のバランスが向上しており、それに伴ってできることが増えています。
先月は滑り台を前向きで滑れるようになったと報告しましたが、今月は補助付きで前転・・・いわゆる「でんぐり返し」にもチャレンジしています。
OTさんによると、次男はバランスを保とうとするあまり背筋が常に伸びているような姿勢でいる時間が長いため、柔軟性を保つ意味で前転するときの猫背の体勢をすることはよいことなのだそうです。
この8月は非常に暑く外出して遊ぶことが少なかったので、来月以降は少しずつ外出を増やし、いろいろな運動の機会を与えたいと思います。
微細運動面
引き続き、ボタンつけなど生活に必要なことを身につけるための練習を続けています。
シャツやパンツ、靴下の着脱などから少しずつ進めていますが、「紐通し」も大きいものから訓練中です。
好きなウルトラマンやはたらくクルマのイラストを活用するなど、少しでも楽しみながらできるように工夫をしています。
情緒面
引き続き発語の模倣が積極的です。
徐々に発音も明確になっており、家族以外にも「おやすみ」「どうぞ」「おはよう」あたりは伝わるようになってきました。
ポイントは、楽しく発語を促しつつ、すこし違った発音だったら、子供の目の前でゆっくり口の動きを見せることです。
まだまだなところ
ここは先月に引き続きです。
運動面
成長に伴って、バランスが変わってきたのか、歩く際に腕が上がってバランスをとっているような仕草が多く見られるようになってきました。
新しいインソールが出来上がったので、早速試してみます。
情緒面
「みず」「ちょうだい」というような2語文は、出そうで出ないです。
単語で欲しい物を言ってはいます。
あともう少しだと思うので、根気よく、遊びを通してそれらの面を伸ばせるように働きかけていきます。
先月知り合いに相談したところ、「Forbrain」をオススメされたので早速導入しました。
骨伝導のヘッドセットで、これを使用して自分の声を骨導で聴くことによって、前庭システムに良い刺激を与えるものです。
確かにForbrainを装着して喋ると、自分の発音の違いに(?)「ハッ」としたような表情をしている(気がしています)ので、しばらく継続してみます。
方針
彼なりのペースで成長は感じますし、確実に少しずつ増えています。
ずっと継続ですが、周りの子供達や長男と比べても意味がないため、彼の良い面に目を向け、できるようになったことをひたすら褒めていきます。
直近はコミュニケーション周りの能力を伸ばせるよう働きかけていきます。