乳幼児連れの新幹線旅行には多目的室がおすすめ

子育て

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村上醍醐です。

 

先日京都へ新幹線で旅行してきました。

電車好きの2歳と5歳の我が子達は、道中の新幹線も京都の鉄道博物館も終始楽しんでいました。

 

 

乳幼児連れの新幹線旅行の悩み

ただ子連れ、特に乳幼児連れの新幹線の遠出で気になるのは、車内での周囲の目。うまく寝てくれれば有り難いのですが、子どもも行儀がいいのは最初だけ、どうしても1時間超となると次第に飽きて騒いだり、グズったりしてしまいます。

また我が家の次男は障害を持っており、もうすぐ3歳になるにもかかわらず満足に歩けなかったり集中力が散漫だったりするので、遠出は健常児に比べると家族の負担が大きいです。

そんなとき知人から教えてもらったのが新幹線の「多目的室」の存在です。これが、小さな子ども連れの新幹線旅行にはぜひオススメしたい良サービスでしたので、紹介します。

 

 

新幹線の「多目的室」とは?

ほとんどの路線の新幹線には、歩行の不自由な乗客や、気分の悪くなった乗客等の利用を目的とした、多目的室が設置されています。

施錠式の個室になっており、広めの座席は簡易ベッドに変形可能です。

今回利用した東海道新幹線の「のぞみ」は「11号車」に設置されていますが、その他は以下の通りです。(ここに記載していない路線もほとんどの新幹線には多目的室がありますので、それぞれJRにお問い合わせください)

 

【JR西日本HPより】

のぞみ、ひかり(16両編成)、こだま(16両編成)・・・11号車

みずほ、さくら、ひかり(8両編成)、ひかりレールスター、こだま(8両編成)・・・7号車

かがやき、はくたか、つるぎ、あさま・・・7号車

 

小さなお子様連れのお客様へのサービス:JRおでかけネット

 

「多目的室」の利用方法

通常、多目的室は施錠されており、自由に出入りできません。

使いたいときは、車掌さんにお願いして開けてもらう必要があります。

車掌さんが近くにいない場合は、車内販売員やアテンダントさんに声をかけましょう。車掌さんへ取り次いでもらえます。

 

「多目的室」は予約も可能

※JR東海のみ確認済みです。他の鉄道会社はルールが異なる恐れがあります

「多目的室」は利用の2日前までなら、予約も可能で方法は2種類です。

 

1.電話予約

JR東海であれば、下記のURL先に書かれている電話番号にかけて、「多目的室」を使いたい旨を相談すれば大丈夫です。

その際、予め利用したい日時を考えておいたほうがよいでしょう。空きがない場合は別の時間の新幹線になってしまうため、指定席券を購入する前に多目的室の予約をしましょう。多目的室予約と一緒に指定席券も購入可能です。

 

2.駅の管轄鉄道会社事務室で予約

主要駅には鉄道会社の事務室がありますので、そこでの予約も可能です。

「みどりの窓口」や「ビュープラザ」とは別ですので、ご注意ください。

例えばJR東海の東京駅の事務室は八重洲南口、マクドナルドJR東京駅店の右奥にあります。

 

まとめ

多目的室を予約して行けたので、子どもの騒ぎ声もあまり気にせず、車中の道程を過ごすことができ、子ども達も普段より長い道中にもかかわらずあまりストレスを感じなかったようです。

移動で疲弊してはせっかくの家族旅行も楽しめませんので、既存の設備を上手く活用して、新幹線移動を快適にしましょう。

 

 

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