【読書感想】「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」cis

読書

村上醍醐です。

 

cis「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」を読んでの書評・レビューです。

 

  

一言感想サマリー

有名な個人投資家の投資に対する考え方と自伝。トレードの手法は必ずしも真似はできないが、市場をゲームと捉え、勝つために仮説構築を繰り返し、行動は迅速に行うなどの思考・哲学は投資以外の様々な場面で応用可能。

 

こんな人におすすめ

  • トップクラスの投資家の思考を学びたいトレーダーの方
  • 株式などに投資をしている個人投資家
  • 人生のあらゆるリスクとリターンについて興味のある方

 

内容紹介

230億円稼いだカリスマ投資家が実践する「勝つ思考」。

フォロワー25万人超えの大注目トレーダー初の著書。230億円稼いだ勝負勘の源泉や「ヘッジは無駄」「不動産投資は罰ゲーム」など独自の投資哲学を開陳。ゲームやギャンブルにも通じるすべての勝負人に贈る一冊。

 

感想

有名な個人投資家の投資に対する考え方と自伝がほぼ半々のボリューム。

 

「とにかく仮説を考える」という章が特に印象に残りました。

著者はゲームで培った観察眼と仮設構築力、迅速な実行力を武器に相場に挑み、勝ち続けています。

これは別に投資に限らず、あらゆるビジネスで応用できると感じました。

ただし、その仮説も「主観的」ではなく、あくまで「客観的」に立てなければならず、そこが難しいところでしょう。

投資スタイルについては、私自身サラリーマンをしている以上、手法を真似ることは出来ないと感じましたが、自分なりにできること、考えるべきことはなにか、ということを思いを巡らせる上ではとても有用な本でした。

 

また著者の自伝も、刺激的で面白かったです。こちらも読む価値あり。

 

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