暑い夏におすすめしたい3冊

その他・雑記

上醍醐です。  

 

関東甲信越は史上初の6月中の梅雨明けという異常事態。

本格的に夏を迎えるわけですが、今日は、暑い夏にぜひ読んでほしい3冊を紹介したいと思います。  


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1.八月十五日に吹く風

八月十五日に吹く風 (講談社文庫)
松岡 圭祐 講談社 (2017-08-09) 売り上げランキング: 11,065

内容紹介

アメリカが敵視した、人命を軽んじ易々と玉砕するという野蛮な日本人観が、一人の米軍諜報部員の報告で覆った。戦後占領政策転換の決め手となった一九四三年、北の最果てキスカ島での救出劇。日本は人道を貫き五千人の兵員を助けた。戦史に残る大規模撤退作戦を、日米双方の視点で描く感動の物語。

感想

キスカ島脱出作戦を描いたもの。恥ずかしながら史実一切知らずに読み始めたのですが、日米両面から描くことでより一層物語に厚みが増しています。下手に厚かましい言い回しなどなくちょうどいい温度感で読み進められました。かなりの良作です。  

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2.イニシエーション・ラブ

イニシエーション・ラブ (文春文庫)
乾 くるみ 文藝春秋 売り上げランキング: 10,066

内容

僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。

感想

映画化済みの有名作です。舞台は80年代の夏。 読んでみて世間の評価に納得。叙述トリック物として完成度は高いように思います。ぜひ事前知識なしに読んでみてほしい。感情移入しすぎると楽しめない小説であることは間違いないので、あくまでも作者の組んだパズルを解くぞ、という心持ちで読むのが吉かと。  

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3.STEINS;GATE‐シュタインズゲート‐ 円環連鎖のウロボロス

 

内容

秋葉原の地を舞台に、狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真」…を自称する厨二病大学生、岡部倫太郎の時空を超えた物語が始まる。過去に送信できる「Dメール」が引き起こす、原作ゲームと似て非なる世界線の目撃者となれ!―ああ、すべては「運命石の扉」の選択のままに。―エル・プサイ・コングルゥ―。発売以来、絶賛と熱狂をもって迎えられた想定科学ADV『STEINS;GATE』が小説として再臨。

感想

人気ADVゲームのノベライズ。舞台は2010年夏。原作を綺麗になぞっていると思わせつつ、細部に変化をもたせているなど飽きさせない工夫がされています。ところどころ地の文に違和感を感じますが、全体としては読みやすいです。時間がなくて原作ゲームに手が回らない人に強くオススメしたいです。ただ独自の改変も「まあそういう解釈もあるよね」とスルーできるが、ラストだけは原作のほうがスッキリしていて好み。とはいえ全体としてよくできたノベライズということに変わりありません。  


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